independence

コンテンツになりたい人生

なんでこんなに記事を量産しているかというと

普通に面白いものに興味はない。圧倒的に!超絶!やばいくらい!めちゃくちゃ!面白すぎる!って言わせたい。そんでもってそういうところに全然到達できてない自分が悔しくて悔しくてたまらんのです。いいから書けって言われるのは頭ではわかるんだけど、どこかでブレーキがかかるのは怖いから?何が怖いのかは自分でもよくわからないのだけど。

はじめは笑われることが怖いのかと思ったけど、それ以上に怖いのは書くことで誰かを傷つけることかもしれない。要するに、自意識過剰なんだ、他人にそれだけ影響を与えられると思っているから問題なのだ。そこまでの影響力って意外と誰も持ってないんだけど。

私はすぐ傷つくし小心者だし他人の言葉を深読みして勝手に凹むたちなので、周りの顔色を伺ってきて生きてきたけれど、自信がないのは別に悪いことでもないと思っているし、自分のことは大好きだ。欠点含めてかわいい奴だと思ってる。

けれど、不用意な発言で人は勝手に傷つく生き物だと知っているから、私は言葉の刺をせっせと馴らして生きてきた。傷つく人が一方にいるなら真ん中ではなく少しそちらに重心を置いてバランスを保ってきた。これが一番正しくて優しいやり方だと信じてきた。

私は自分のことを感情豊かで感受性も強い女だと思っているけれど、いい子でいるためにある意味感情を平坦にしているのかもしれないなぁと思った。怒りとか悲しみとか疑うとか憎むとか嫉妬するとか、だってそういう感情って人にぶつけちゃいけない。喧嘩になるから。私は中間にいて、悪口を言わないでいないといけない。醜い感情はプレスして見えなくした。

その結果が、たぶん今。

書きたいことってなんだろう?誰に読んでほしいんだろう?それがわからなくなっても、書きたいって欲求が止められないのはなぜだろう?どうして作家になりたいんだろう。

自分のことは考えても考えても、わからないことだらけだ。ずっと自分のことばかり考えているのに。

ずっと自分のことばかり考えてるから逆にわからないのかな?もっと吸収しないといけないのかな?

 

なんて、毎日考えて書き散らかしてます。ゼミの課題は1週間に1本しか出せないので、毎日何かしら書いてるのに1本しか出せないの勿体無くない?そんな思いで何でもないことも文章にしていこうと思って。Twitterに書いちゃうとそれだけで満足しちゃうから良くない。せめて2000字くらいの、コンテンツにできる分量を書いていきたいなと思って。

ここに書いているのは頭の中にあるものだけなので全く精査せずにただただ吐き出すマシーンと化していますが、ちゃんと教わったことを使ってコンテンツにしたい。

面白いことって世の中にたくさんあるんだろうけど、書くことがやっぱり一番楽しい!

人が好きで話すことも好き。だけどそれって別に特別な人である必要はない。そこら辺に歩いてる普通の人と出会うのと、英国紳士に出会うのと、私にとっては等価値だ。何も難しいことじゃない。凝った料理を作ることと、安いもやしを使った炒め物を作ることもまた等価値だ。美味しいと感じられればそれでいいじゃん。

フラットに生きたい。好きなものは勿論特別だけど、肩書きだけの、よくわからないものに私は価値を与えない。

でも好きなものを増やす試みはちょっとやってみてもいいかなって、そのくらいには思えてきました。よくポジティブとか明るいと評される私ですが、一番私を理解して客観的に見てくれる人が言うには「バカで子供」らしいので。かなり失礼だし腹立つけど、それ、たぶん正解です。

経験は足りてないかもしれないけど、間口が狭いわけじゃない。好きなものが少なかっただけ。大人になるということは、今まで面白いと思ったいたものを面白く思えなくなることと石井ゆかりさんは言ってましたけど、そうなのかも。アイドルを昔ほど追いかけなくなったのも、私が大人になったからなのかな。

代わりに、映画をたくさん見たい。私、映画ってほんと好きじゃなくて、読書好きと同じくらい映画好きっていけすかない奴らだと思ってたので毛嫌いしてました。たぶんハルキスト嫌悪と同じ感覚で映画好きを見てた。それが今、見たい映画がいっぱいあるんですよね。邦画も洋画も。

幸せなことだと思います。

あとね、音楽聞きたい。ジャズとかクラシックとか、楽器の音がきれいな音楽を生で聞きに行きたい。

コスメは基礎化粧品をちゃんと揃えたい。いい靴を履きたい。大人になったからやっと認められるようになった価値観を、自分のものにしていきたい。

私、まだまだ子供です。28歳なのに。恥ずかしい。けど、それもまた私の良さで、無理に自分を変えるんじゃなくて自発的に出てきたやりたい・楽しそうって感情に素直に身を委ねること、それが大人になるってことなのかなと思います。

 

人ってそんなにすぐ死なないんだよ。

あの日彼が私に言ってくれた言葉を、ガムみたいに噛み締めて、私は文章を書く勇気を手に入れる。だからそんなに人を傷つけるかもしれないって怯えなくていいんだ。

ざらついた自分の言葉を大事にしよう。最終的にハッピーで終わればそれでいーの。

と、いうことにします。笑

何のために書くか?そんなの正解ないでしょ。何と答えたって絶対皮肉にされるんだから。仕事として書きたい理由。作家になりたい理由。プロになりたい理由。

私の正解は、憧れの人と対等な位置につくため。それを実現するための私の持っている一番の武器が文章なのだ。楽しく書くなら同人誌でいい。高尚なことは言っても嘘になる。人を癒したいとか、幸せにしたいとか、そんな顔の見えない人の人生を気にかけられるほど容量の大きい人間じゃないので。

でも、敢えて読んでほしい人を設定して、テーマを決めるとしたら。

そうだなぁ。

私の大事な人に、続きを読むまで死ねないと言わせたい。泣いてても笑っててもいいから生きてほしい。そんな本を書きたい。