desire

やりたいことが夢があってもなれないことの方が多いのに夢を語る意味なんかあるの、と不貞腐れていた自分は死ぬほどかっこ悪い。人生に執着もないし、熱く生きてる人を見たことがなくて、うまくいくビジョンをどうしても描けなくて、だめだって気持ちだけが先走って未来になっていた。負け癖を拭えないままここまで来たけれど、やっぱり私は諦めたくない。

子どもの頃からずっとずっと描いてきた夢だ。作家になること。小説を書けるならそれ以外のものは何も要らないと思っていた。大事なものができるたびに、周りが夢を叶えていくうちに、諦めた振りをしていた。ほんとは悔しくてたまらないんだと声をあげて泣いた。かっこ悪い私でいいから執着し続けたい。

がんばる、って薄っぺらい言葉かな。口だけならいくらだって言えるんだ。本当にやりたいことをやりたいって言うためにどれだけの覚悟が必要だろう。

だから、まずは行動で。