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コンテンツになりたい人生

決断の瞬間

駆け足でDタッチイベレポ終わらせたのはなぜかって次のイベントに行ったからなんですよねぇ…(白目)
9/5 7seconds ~決断の瞬間まであと7秒~@天王洲銀河劇場
9/6 神谷浩史1stライブ "ハレヨン→5&6"@ライブビューイング
に行って参りました!
だいぶ昔の記憶になってしまいますが、雑感を書き留めていこうと。

*7sec.感想
ある程度の年齢になると、すごく泣いた、胸に刺さったという方が多数だと思います。たぶんこれ、私が高校生だったら泣かなかったと思う。大学生なら絶望したと思う。"今"の私が見るからすごく泣いて、胸にぐさぐさ刺さって、でもそれでもいいなって思えた作品でした。
以前の「あの日、星は重かった」はストレートな物語でした。好きな女の子が亡くなって過去に縛られる男の人の話。
7secはそれに比べて複雑な構成になっていて、テーマもわかりやすくはなかった。でも私は、作品として見るなら7secの方が好きだと思いました。(でも星重で小野さんが演じていた男の人は至高でした!リアル感がすごかった!)
端的に表現するなら、何一つうまくいかない話です。不器用で年を重ねるごとに行き場を失っていく一人の男の物語。ごめんが言えなくて離れた人がいて、ごめんを言い過ぎて離れた人がいて、気持ちを言葉にするのが怖くなった挙げ句、息子にも反抗されて。そんなのってないよと憤ることはしない。常に矛盾を抱えて生きているのが人間だと私は思うので。誰も悪くなくても、何も悪いことをしていなくても、勝手に拗れてしまうものがあるとこの年になるとしみじみ思うものです。
でも、うまくいかなかったことを、彼は否定しないのです。それでも幸せだったと亡き友人に胸を張るのです。大丈夫、いつかわかるよと諭された気がしました。
まだ私はそこまでいけない。高校の先生や、お父さんのようには思えない。諦めずに生きていたいと思う。でも今までの人生を7secが肯定してくれた気がしました。とても素敵な作品でした。ありがとうございました。
そして劇中で突如提示される「2留」の真実!隣の友人の視線が痛いこと痛いこと!ありがとうございます!これは私信ですね!(違います)

*ハレライ感想
私「ひろしはピーターパンやったんや…!」
上京からの地元ライブビューイングでした。その間にやきう観戦を挟んでいるのでさらにカオスです(笑)
近年の曲は聞いていないながら、ライブビューイングをやるならこれは行かねばと意気込んで行ってきました。皆さん言われてますけど、二度のフライング!ダンス!演出!久々のショタ声(ハレヨンくん)!!!!とにかく豪華だったし、セトリもよかったし、練度の高いオーディエンスにも感銘を受けました。あ、でも『Dolce misto』の謎ゴンドラの件は許してないです。あれほんと可哀想としか思えなかったので…絶対怖かったと思うので…。
震え声で言う、「上手には歌えませんが、心を込めて歌います」からの『ハレのち始まりの日』ではもう感情がぐちゃぐちゃになって過呼吸起こしそうになりました。神谷浩史さんがデビューしてから6年、MOB神戸の感想でも書いたかも知れませんが、"こんな風に歌って踊る神谷浩史を私は想像できなかった"んです。
アンコールで涙声になる神谷浩史を!想像できなかったんです!(泣)
神谷さんファンの方は神谷さんのプロ意識の高さ、頭の回転の速さ、仕事を軸としたぶれない姿勢に惚れ込んでいるんだろうなぁと思う一方で、私にとって神谷さんは"目指せない存在"としての"先生"でした。言うなら、"高いところにいる人"。そこはステージの上でもあり、教壇である。小野さんは"遥か先にいる人"なので、少し違います。なんだろうな、私は神谷さんのお渡し会に随分昔行ったことがあるのですが、ほんとに実在したんだなと思いました。映像や雑誌で見ると背もそう高くないし可愛らしい感じだと思っていたのに、目の前にいたのは紛れもなく私より身長も高く手も大きい男の人。ハレライで泣きそうになる神谷さんは、実在する一人の人間で、一人のアーティストなんだなと思いました。もう、嬉しいのか驚いてるのか納得してるのか自分でもわからないくらい感情が綯い交ぜになってひたすら息が苦しかったです。
あぁ、ライブの円盤を早く出してくださいぃ…


以上、忙しすぎた9月の土日レポでした!
あんな無茶、たぶんもうしないと思います…たぶん!ww