independence

コンテンツになりたい人生

ぶっちゃけ、何が欲しいのよ

かつての私は自分のことがあまり好きではありませんでした。
今?今は大好きだよ!正々堂々言うけど、私は自分のことも自分の生き方もちょっと痛々しいくらいの青さも含め自分をまるっと大好きなナルシストとして生きていく覚悟を固めたんです。
というのも、数年前まで私はほぼ毎日マメにつけていた日記ブログがありまして、まぁそこで悩みごとを含め日常をつらつらと綴っていたんですけど、ほんとに昔から考えて理解できないと行動できないケツの重い安産型だったので、思考整理のために日記に書くことで現状と目的地を常に確認しようとしていたんですよね。当時はほんとにうまくいかないことだらけでつらくて、どうして私はこんなにだめなんだろう、でも前向きにがんばらなきゃ、今はここにいるから目的地に辿り着くまでにこういうステップを踏まなきゃって。でもまぁ、自分を嫌いなのに自分を語りたがるってそれ、冷静に考えて自分大好きでしょ!嫌いなふりしてるのがむしろ恥ずかしいでしょ!自虐風自慢とかあるじゃないですか。あれ普通に自慢されるよりいらつきません?だったら普通に自慢して!って思ってしまって。
ということで、私は自分大好き人間として生きていくことにしました。素直になろう、嫌なことは嫌と言おう、怒りたいときは怒ろう、その方が可愛いげがあっていいなと思いました。
思春期拗らせた日記とはいえ、その日記も公の場に出すわけだからちょった面白いことも書きたいって思って失敗話をネタに昇華して笑い話にしてたら、「がんばりやさん」だと言われました。私の日記に「元気をもらえる」とも。「憧れの人です」と言われたこともありました。むしろその言葉に元気をもらっていたのは私の方だったんですけど。こういう失敗があった、こういう挫折があった、ってネタも笑い話になるし人に聞かせたら楽しんでもらえる。私がだめだと思っていたことはほんとはそんなにだめじゃなくて、私がだめだと思っても元気になると言ってくれる人がいるからもうそれでいいんじゃないかなって。
自信になりました。自分を肯定できるようになりました。私を好きだと言ってくれるいろんな人を信用できるようになりました。

2/1をもってフリーになった小野さん、おんなじことを武道館で言ってたなぁ。私が小野さんを好きになったきっかけはGIGらNight!での小野さんの発言があまりに私の普段考えていることと同じでびっくりしたからなんですけど、転職活動を機にまた自分っていうものを考え直していると小野さんの言葉が浮かんでくるんですよね。好きになって約10年経って、まさか小野さんがフリーになるとは思わなかったしいろんなことがいっぱいいっぱい変わっていくのに、私はまだ「大人」になれなくて。いまだに自分ってなんだろうってぐるぐる青いこと考えてるのそろそろやめたいんですけど、割りきれないから私なんだともがいてるような。
昨年、小野さんの初主演から10年の節目でした。
今年、ハルヒの古泉くんで大ブレイクしてから10年。
来年、私が小野さんのファンになって10年。
私にとってこの3年は絶対に飛躍の年にしようって決めていて、すごくすごく大事な位置付けなんですよね。そんな年に小野さんも武道館、フリーと大事な決断をされていて、偶然の一致ですがなにかこう、私も負けてられないぞって気持ちになります。到底追い付けない背中ですが、走る小野さんをスクリーン越しに追いかけて私は私にとっての夢を形にできたらと思い続けてきました。
変わらないようで変わり続ける小野さん、これを成長と呼ばずに何と呼ぶ?
私も成長したい。成長期はとうに過ぎたけど、まだまだ夢を叶えていきたい。

転職活動を始めてどうしても自己PRがうまく書けなくて、私のいいところはどこで、この会社は何を求めているんだろうって迷いの森に駆け込んでました。最近ひどい頭痛も耳鳴りも、動悸がするのも、ストレスが原因だってわかってるけど、もっとがむしゃらにがんばらなきゃって真面目になるうちに自分を追い込む快感に酔いしれてたのかもしれない。小野さんどころか周りの友人にも追い付けなくて、焦っていて羨ましくて。感情をおもちゃにして遊んでいるだけなんですよね。ナルシストが聞いてあきれる、ほんとに。生きづらいし息もしづらい。悲劇のヒロイン系のナルシストは幸せにはなれない。
もうちょっと楽に生きようって思うけど、どうやったら肩の力って抜けるの?考えて理解しないと動かない体は必死にがんばらないようにがんばろうとするもので、私は少し泣きたい。でも心臓がバクバクして息が苦しくなるだけで涙は簡単に出てきてくれないのです。

がんばりやさんだと言われるのはすごく嬉しいです。でも大人になればなるだけ、がんばるだけじゃ評価されなくなってしまった。デレマスの島村卯月ちゃんじゃないけど、がんばるだけなら誰でもできるじゃないって思っちゃう。私程度のがんばりじゃ努力だと胸を張って言えない。不器用なのも要領が悪いのもわかっていて、自分を偽る演技力もなくて、能力的に役に立つ自信がない。そんな私を好きになってくれる人達はみんな優しくて、私の誇りだけど、それは私の自己PRではない。人に愛されることができます!って面接で言われても…ねえ?
大人になることと夢を見ることは相容れなくて、何かを選ぶということは何かを捨てるということでもあって。捨てる覚悟もないのに選べるわけがないから中途半端なまま、私は私のままで漂っている状態です。
欲しいものは揺るぎない自信。私はほんとの意味で自分を好きになりたいし、ならなきゃいけない。かっこよくて周りの人から憧れられる人になりたい。お金とか美貌とか名誉とか成功とか、わかりやすい形で満たされたいと思っていたけれどきっと自信が先行する。そんなの、自信のある人に自然と集まってくるものじゃないか。
絶対に揺るがない自信をつけよう。自己PRを考えよう。