夢の続き
小野大輔さんの1st ワンマンライブ、"Unlimited Doors"に行ってきました。
実現したらオタク卒業してもいいと公言してやまないくらいに待ちわびた、私の夢の最後の一つがついに叶う日が来たわけで。
結論からいうと私はオタクを卒業もできないし、6月にはDGSのイベントに行こうとしているわけですが、なにかこう、小野さんの声にも歌にも説得力のようなものを感じて、帰路についている今、肩の力が抜けたなという思いでいます。
大きな肯定がとてもあたたかった。
↓セトリは以下のとおり。↓
〜Dreamパート〜
1.key of the mirror
2.パノラマ・ミラー・ツアー
3.Mission D
4.Ride On Funky Night
5.DELIGHT
(衣装替え)
〜Dramaticパート〜
6.Distance
7.プルマ・シエロ
8.Lunar Maria
(衣装替え)
〜Discoパート〜
9.宇宙全時代Discotheque
10.Kiss Kiss Kiss
11.熱烈Answer
(衣装替え・映像)
〜Dearパート〜
12.teardrops
13.雨音
(MC)
14.Doors
15.カラフルレンズ
16.モノクロの虹
17.真夏のスピカ→キンモクセイ
(MC)
18.ヒーロー
EN1.ノスタルジア→Shining Days
EN2.canvas
EN3.だいすき
(→がついているのは16日と17日で曲が変わったところです)
私実を言うとものすごく身構えて上京しました。(その様子は前回の記事をご覧下さい。笑)前乗りして、始発で物販も初めてだったし、小野さんの初ソロライなんだから、夢が叶うんだからって。でも、なんでかな、土曜日はその緊張でガチガチになってしまって頭が固くなってしまってて。Distanceの歌声とか、雨音の演出とかすごく胸に来るところがあってそれは勿論泣かされたんだけど、初日はあまり入れ込めてなかった。周りが泣けば泣くほど、焦りが先行してしまった。ばかですねえ(笑)
日曜日、key of the mirrorが始まって、礼をする小野さんとチームDの皆さんを見て、関係者席の皆さんがいて、ファンのみんなでD!D!とコールをして、そのときにはっと気づいたんです。あ、これは集大成じゃないんだって。小野さんはこのライブをひねもすからの集大成って言葉で表現していたけれど、そんな大袈裟なものではなく、大好きな人達を一ヶ所に集めて、「これが小野大輔です！これが小野大輔を形作っている人達です！」って紹介したかったんじゃないかなって。
一体感と呼ぶには少し歪で、統率がとれているわけでもなくて、でも確かなつながりがあって、私は小野さんを好きになってから知り合ったたくさんの人を思い浮かべました。武道館で会えた人、会えなかった人、たくさんたくさん。普段は普通に友人として接しているから忘れてしまいがちだけど大好きだなって思いました。
小野さんとの距離は遠く、背中を追いかけて生きてきた9年……といってもその距離が縮まることはなかった。けれど、その日々も宝物で無理に変わる必要もなければ同じくらい無理に変わらないでいる必要もないのだなと。
それに気付いてからはライブを全力で楽しみました。やっぱりDistanceでぎゃん泣きでしたが(笑)好きな曲紹介記事でそんなに刺さんなかったとか言ってたの何なのばかなの！めちゃくちゃ泣けるわ！teardropsもものすごく良かった。大切に歌ってくださっているのが雨のようにじんわりと伝わってきました。これが泣かずにいられるかよ！Doors！やだもう！私もがんばる！めちゃくちゃがんばる！ヒーローのMC泣けるから！やめて！
ぎゃあああああああええああたええたへへ(以下略
みたいな感じでした、日曜日(笑)
ひねもす大好きなので、初日のノスタルジアは嬉しかったけど1曲だけでちょっぴり寂しかったなぁ、でも次に残しておいてくれたのね、と逆に感謝(笑)あっ、真夏のスピカもキンモクセイもShining Daysも大好きですよ！あざっす！
canvasに関してはほんとに励まされているとしか思えないです。小野さんの声を聞きながらいろんなことがあったなぁと昔に想いを馳せ。小野さんの心境なんて1ファンには計り知れないけれど、いろんな役を演じいろんな色に塗られていった小野さんだからこそ、歌える歌だと思いました。散々自分のことはあまり好きじゃないけどみんなが自分のことを好きだと言ってくれて好きになれたとおっしゃってきて、私はその気持ちはすごくわかるし、常々自分というのは周りにいる人が形作ってくれているものだなぁと思っているのでとても共感できる曲。綺麗も汚いも主観だから、私にとっての小野さんはとても綺麗で尊敬できる人なのです。
最後にMCについて。
小野さん、エゴサしすぎです(笑)ネットの発言ここまで見てるのか！こわいな！と思いつつこんな記事を書いてしまう…あの…小野さん大好きです…(こっそり)
小野さんのMCは本当に素の小野さんで、飾らない人柄も飾らない言葉も全部大好きです。僕のことを見つけて、見続けてくれて、応援して、育ててくれてどうもありがとうと言ってくださった小野さん。
「お前らは俺のこと応援してくれてるかもしれないけど、俺だって見てるからな！」
(泣きすぎていて台詞の詳細は記憶が曖昧)あーーーーおのさーーーーん、ってなったところで小野さんは言いました。
「つまり！持ちつ！持たれつ！！！」
………持ちつ持たれつ？ｗｗ
なんかこんないいところでいい台詞のあとに「持ちつ持たれつ」って言う小野さんの言語感覚がもう、ほんとに、愛しい。好き。ぱっと出てくる単語が「持ちつ持たれつ」ってほんと好き。ファンとか、声優とか、年齢とか立場とか、境遇とか、全部すっ飛ばしてフラットな関係になれる魔法の呪文、「持ちつ持たれつ」。一気に和んだけど、ほんわりと胸はあたたかくてこの瞬間が一番小野さんのファンでいてよかったと思いました(笑)
ずっと、小野さんの前に立ったときに自分を誇れる自分でいたいと思っていました。東京事変さんのスーパースターを思い浮かべながら。
でもこの武道館で、
「みんなは僕の誇りです！」
と言ってくださって、次のドアに向かって目一杯背中を押していただきました。ありがとうございました。これからも小野さんの誇りでいたい。小野さんに誇れる自分でいたい。やっぱり小野さんは私の北斗七星。のんびりマイペースでいこう。自分のペースでしか進めない亀なので。回り道にしか咲いていない花もあるって誰かも言ってたし。
